為替価格の最小レートのこと。日本円が絡んだ通貨ペアの場合、1銭=1pip(s)、1円=100pipsとなります。FXでは様々な通貨の取引が行われることから、利益率を計る上で便利な全通貨共通の単位としてpipsが使われています。たとえば、1ドル100.00円で買った米ドルを100.05円で売る取引を行った場合には「5pips勝った」といった表現になります。
日本円の場合のpipsと米ドル円の場合のpips

pipsの計算方法

pips自体は“売値-買値”で求められる為替の変動幅です。ここからはpipsを使った具体的な損益の計算方法を見ていきましょう。
1.対円取引
・pips × 取引通貨量 × 100 = 損益金額(円)
2.対ドル取引
・pips × 取引通貨量 × ドル円レート = 損益金額(円)
3.その他の通貨取引
・pips × 取引通貨量 × クロスレート = 損益金額(円)
※2.3.については、レートが常に動き続けていることから誤差が生じるため、おおよその金額ということになります。

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