FXでは、証拠金の1倍~25倍の金額での取引が可能です。ハイリターンではありますが、それだけにハイリスクでもあります。レバレッジを20倍でかけていれば、利益が出れば20倍の利益になりますが、損失が出れば20倍の損失になるわけです。そこで取引会社は、証拠金を大きく上回るような損失が出ないようにするため、マージンコールとロスカットとという独自の仕組みを導入しています。マージンコールとは、担保として預け入れた証拠金の金額が、現在の含み損(現在のレートで決済した場合に発生するであろう損失)を差し引くと、大きくマイナスになる状況になった場合、証拠金の追加預け入れを、FX会社が求める警告です。FX会社によって異なりますが、証拠金維持率が50%~70%を下回った場合に、マージンコールがかかる場合が多いです。