売るときと買う時の価格差のことで、FX会社によってその値が異なります。これが、私たちが支払う実質的な手数料=FX会社の収益となります。
上図のように例えば、売値が120.17円/買値が120.20円であればスプレッドは0.3銭です。この場合に1万通貨取引した場合には30円のコストがかかることになります。このスプレッドは各FX会社が通貨ごとに独自に決めており、差があります。つまり、スプレッドの小さいFX会社で取引をする方がトレーダーにとってはメリットがあるのです。また、実際には上図のように売値と買値が表示された2ウェイプラスという方式で価格を見ることになります。買う場合は右、売る場合は左の価格となり、両者にはスプレッド(価格差)が設けられており、この数pipsのスプレッドが手数料のような形でコストとなります。需要と供給が安定した状態であれば為替相場は安定しますが、逆に取引量が減ると不安定になってしまいます。このような相場が不安定な時にはスプレッドが広くなりやすくなります。取引量は大規模災害やテロなどの発生のほか、特に重要な経済指標発表前に減る傾向にあり、「原則固定」としている会社では、こういった状況下ではスプレッドが広がることがあるので注意が必要です。
FXの会社をスプレッドと通貨ペアで比較する
スプレッド | 通貨ペア | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 豪ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | |||
DMM FX |
0.2銭 | 0.7銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 21 | 公式HP |
ひまわりFX |
2.0銭 | 4.0銭 | 3.0銭 | 5.0銭 | 24(ループイフダンは5通貨) | 公式HP |
LION FX |
0.2銭 | 0.6銭 | 0.4銭 | 1.0銭 | 50 | 公式HP |
LINE FX |
0.2銭 | 0.7銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 23 | 公式HP |
アイネットFX |
0.7銭 | 1.5銭 | 1.4銭 | 2.0銭 | 24 | 公式HP |
FXネオ |
0.2銭 | 0.7銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 20 | 公式HP |
外為オンライン |
1.0銭 | 3.0銭 | 2.0銭 | 4.0銭 | 26 | 公式HP |
外貨ネクストネオ |
0.2銭 | 0.7銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 30 | 公式HP |
選べる外貨 |
0.3銭 | 0.9銭 | 0.6銭 | 1.1銭 | 20 | 公式HP |
トライオートFX |
0.3銭 | 0.6銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 17 | 公式HP |
みんなのFX |
0.2銭 | 0.6銭 | 0.4銭 | 0.8銭 | 27 | 公式HP |
FXブロードネット |
0.2銭 | 0.6銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 24 | 公式HP |
外為ジャパンFX |
0.2銭 | 0.7銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 15 | 公式HP |
LIGHT FX |
0.2銭 | 0.6銭 | 0.4銭 | 0.8銭 | 27 | 公式HP |
SBIFXトレード |
0.1銭 | 0.4銭 | 0.3銭 | 0.7銭 | 34 | 公式HP |
パートナーズFX |
0.3銭 | 0.6銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 24 | 公式HP |
MATRIX TRADER |
0.3銭 | 0.7銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 26 | 公式HP |