スキャルピング

FXのスキャルピングは初心者向けではないと言われておりますが、なぜ初心者向けではないのでしょうか。初心者がスキャルピングをやるならどういった手法が良いのか?など初心者向け、スキャルピングの手法とやり方をご紹介します。

■目次

スキャルピングって何?

スキャルピングとはFX取引方法の一つで、わずかな利幅を狙って、超短時間(数秒から数分)で売買を繰り返す取引方法です。

数秒から数分というスピード重視の取引で、ポジションを長く保有しないことからある程度のリスクが軽減され、相場の状況によっては早い場合、数秒で利益を確定することができます。取引時間が短いため、利幅は数銭から数十銭とわずかですが、繰り返し取引を行うことで利益を積み上げていくことが出来るため、近年行う人が増えている取引方法です。

スキャルピングは初心者向け?

結論、スキャルピングは初心者向けではありません。

理由は、ギャンブル性が強くハマりやすいからです。初心者は特にハマる傾向があります。

ギャンブル性が強いということは運任せの取引となるため、損をする可能性が高いということです。

取引の前に自分なりの取引手法を考えていた人もそうでない人も、初めて口座を開設し入金を済ませてポジションを保有します。その瞬間値が上がると心理的に決済をしたくなってしまうものです。この心理は初心者であればあるほど高いものです。

少しの利益を得た優越感ともっと稼ぎたいという欲で、次は高いレバレッジをかけて短い取引を繰り返してしまう。これがスキャルピングにハマる要因となります。

何のロジックもなく取引を続けた結果、損をしてFXをやめるといったパターンはよくあることです。

FXスキャルピングの注意点

それでもスキャルピングをやりたい!という初心者の方に、「スキャルピングの注意点」をご紹介します。

スキャルピングは「誰でも簡単!」なんて思ってやり続けると、最悪の場合「口座凍結」など予想もしない落とし穴に落ちる可能性があります。

では、スキャルピングの前にどんなことに注意しなければいけないのでしょうか?

スキャルピングを禁止している口座と容認している口座

FXの口座にはスキャルピングを禁止している口座と容認している口座があります。スキャルピングを禁止している口座でスキャルピングを繰り返すと、最悪の場合「口座の凍結」になる場合がありますので注意が必要です。

スキャルピングを容認している会社と禁止している会社

企業名 スキャルピング可否
dmmfxDMMFX できないと推測
外為どっとコム外貨ネクストネオ できる
パートナーズfxパートナーズFX やや寛容的
FXトレードFXトレード できないと推測
lionfxライオンFX できる
外為オンライン外為オンライン やや寛容的
トライオートfxトライオートFX できないと推測
外為ジャパン外為ジャパン できないと推測
fxネオFXネオ やや寛容的

スプレッドが狭い会社を選ぶ

スキャルピングは通貨の売買の繰り返しです。スプレッドが広い口座を選んでしまうと都度多くの実質手数料を負担しなければいけないので注意が必要です。しっかりとスプレッドの狭い口座を選択しましょう。

スプレッド比較表

スプレッド 通貨ペア
米ドル/円 豪ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円

DMM FX
0.3銭 0.7銭 0.5銭 1.0銭 20 公式HP

ひまわりFX
2.0銭 4.0銭 3.0銭 5.0銭 24(ループイフダンは5通貨) 公式HP

LION FX
0.3銭 0.7銭 0.5銭 1.3銭 50 公式HP

FXネオ
0.3銭 0.7銭 0.5銭 1.0銭 20 公式HP

外為オンライン
1.0銭 3.0銭 2.0銭 3.0銭 24 公式HP

外貨ネクストネオ
0.3銭 0.7銭 0.5銭 1.0銭 20 公式HP

YJFX!
0.3銭 0.7銭 0.5銭 1.0銭 22 公式HP

選べる外貨
0.6銭 1.3銭 0.9銭 1.8銭 20 公式HP

トライオートFX
0.3銭 0.6銭 0.5銭 1.0銭 17 公式HP

FXブロードネット
0.3銭 0.6銭 0.5銭 1.0銭 24 公式HP

外為ジャパンFX
0.3銭 0.7銭 0.5銭 1.0銭 15 公式HP

FXトレード
0.27銭 0.59銭 0.39銭 0.89銭 26 公式HP

パートナーズFX
0.3銭 0.6銭 0.4銭 0.9銭 20 公式HP
※表示のスプレッドは原則固定(例外あり)です。

関連記事:FXのスプレッドとは?意味を知らないと損する基礎知識

約定力が高い会社を選ぶ

約定力とは注文を出してから成立するまでの速度の早さを指します。

約定力が高いということは、注文から成立するまで早いので、想定通りの取引ができますが、約定力が低いと注文してから成立するまでに値が動き想定よりも多くの損失になる可能性があるので注意が必要です。

では、約定力の高い会社は?となると思いますが、これを算出する方法は困難です。取引のタイミングにや通信環境に依存する場合もあるので一概には言えません。気になる口座があったら、試しに運用をしてみて実感するのが一番です。

関連記事:約定力が高いFX会社の比較ランキング

通信環境に注意

スキャルピングを通信環境の悪いところで実施をすると、約定やチャート情報に時差が生じますので注意してください。

ネット環境のしっかりした場所で行うことを推奨します。

初心者向けFXスキャルピングの手法

初心者向けスキャルピングの手法をポイント別にご紹介します。

取引金額について

スキャルピングは短い時間で取引し、利益を積み重ねるものです。ある程度大きな金額で取引しないと、まとまった利益になりにくいことを理解しましょう。

大きな金額で取引をするためレバレッジを活かすこともやり方の一つですが、レバレッジマックスの取引はおすすめできません。

それは、利益を得るときも大きな利益となりますが、損失となったときも大きな損失となるからです。

なるべくなら、自己資金を元に運用することをおすすめします。

チャートの見方について

基本的には短い時間での取引となるため、1分足から15分足の間でチャートを見ます。

最初は15分足で相場の様子をみて1分足で実取引というのが基本的な取引スタイルです。

関連記事:ローソク足の種類とチャートの見方

スキャルピングに向け通貨ペア

スキャルピングに向いている通貨ペアは値動きの激しくない米ドル/円です。

初心者の方は、決済タイミングに余計な私情をはさむ傾向があります。例えば、良い時は「もっと良くなるかも・・・」悪い時は「もう少し待てば良くなるかも・・・」といった具合です。

相場は常に動いております。値動きの激しい通貨で取引をした場合、少しの気の迷いの間に大きく値が動き気が付いたら大きな損失となってしまう可能性があるからです。

スキャルピング実施のタイミング

スキャルピングを行うタイミングは大きな値動きが無いタイミングをおすすめします。つまり、影響力の高い経済指標の発表と被らないタイミングです。

理由は「スキャルピングに向いている通貨ペア」でご紹介した内容と同様です。

スキャルピングにおすすめの手法

FXは主にチャートを元に分析する「テクニカル分析」と経済状況や物価動向などから分析する「ファンダメンタルズ分析」がありますが、短い時間で取引を繰り返すスキャルピングについては、「テクニカル分析」の相性が良いです。

テクニカル分析の中にもいろいろな手法がありますが、その中でも「ボリンジャーバンド」という手法をおすすめしております。

「ボリンジャーバンド」とは、統計学の観点で作成される指標です。アメリカのジョン・ボリンジャー氏によって開発された指標です。

ボリンジャーバンド取引手法

ボリンジャーバンド

このようにボリンジャーバンドは移動平均線の上に1σ(シグマ)~3σ(シグマ)、移動平均線の下側に-1σ(シグマ)~-3σ(シグマ)の線を引きます。そして、-2σ~-3σに達したら買い注文、2σ~3σに達したら売り注文、といった手法で取引を繰り返します。

ボリンジャーバンドには、バンドの中に納まる確率があり、これをもとに取引を繰り返します。

バンド内に収まる確率

  • 1σ~-1σ 約68.3%
  • 2σ~-2σ 約95.4%
  • 3σ~-3σ 約99.7%

fxスキャルピング手法のまとめ

  • 口座はスキャルピングが可能でスプレッドが狭いところ。
    外為どっとコムの外貨ネクストネオがおすすめです。
  • 取引金額は最初はなるべく自己資金を中心に。
  • 通貨ペアは米ドル/円、大きな変動が無いタイミングで。
  • ボリンジャーバンドをしっかり学び実践しましょう。