一目均衡表

一目均衡表は国内外でも利用者が多いテクニカル分析です。一目均衡表を理解し活用することは今後のFXトレードにおいて役立つはずです。

そこで、一目均衡表の見方や一目均衡表をマスターするためには欠かせない5つの線(基準線・転換線・遅行スパン・先行スパン1・先行スパン2)の意味・ローソク足の使い方や見方を紹介します。

■目次

一目均衡表とは

一目均衡表とは、細田吾一氏が開発したテクニカル分析(過去から現在の値動きを予測する分析方法)の一つです。基準線・転換線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパンの線で構成されています。

先行スパン1と先行スパン2の間に出来る「雲」の厚さによってレートの予想ができます。また、相場が雲を抜けると、大きな相場変動が起きる可能性があるため、トレンド(相場の上げ下げ)を見つけやすい特徴もあります。

一目均衡表の見方

一目均衡表を見て、どのタイミングで「買い注文(ロング)」と「売り注文(ショート)」を判断すればよいのでしょうか?

5種類の線をみて「買い注文(ロング)」と「売り注文(ショート)」を判断するポイントをご紹介します。

一目均衡表

基準線

一目均衡表の基準線は、26日間の高値と安値の平均値です。つまり、(26日間最高値+26日間最安値)÷2)で求めます。

基準線が上向きの場合、上昇トレンドなので「買いのサイン」。下向きの場合下落トレンドなので「売りのサイン」。高値や安値を更新しないと「横ばい」になる可能性が高いです。

転換線よりも基準としている期間が広いため、長期的な値動きがわかります。

そのため、スキャルピング(数秒~数分の決済を繰り返す)よりもデイトレード(1日で決済)やスイングトレード(数日~数か月後に決済)に向いています。「小さな利益を積み重ねるよりも、1回の取引で大きな利益を得たい人」におすすめです。

転換線

一目均衡表の転換線は、9日間の高値と安値を2で割った数字を線にしています。

つまり、これからの価格を予測するために重要な線です。

転換点が基準線の上に抜けると「上昇のサイン(ゴールデンクロス」)、下に抜けると「下落のサイン(デッドクロス)」となる可能性が高いです。

転換線は、短期的な値動きがわかりやすいため、スキャルピングトレーダー(短期的な売買)におすすめです。

遅行スパン

一目均衡表の遅行スパンは、当日の終値を26日前のポジションまでスライドしています。そのため、1時間足なら26時間前にさかのぼって「遅行スパン」が出てくるでしょう。使い方としては、遅行スパンがローソク足の上に抜けると「買いのサイン」。逆に遅行スパンがローソク足の下に抜けたら「売りのサイン」です。

しかし、ローソク足の上に遅行スパンが抜けたのに、すぐにローソク足の下へ反転するダマしもあります。

サインだけで「買い注文」と「売り注文」をしないでください。また、一目均衡表を参考にした「スパンモデル」でも、遅行スパンが使われています。

先行スパン1

一目均衡表の先行スパン1とは、26日先に記入した線です。

計算方法は、基準線と転換線を足して2で割ります。先行スパン1を使えば、短期または中期的な値動きがわかります。

先行スパン1と2に挟まれている部分は「抵抗帯(ていこうたい/雲)」と呼ばれています。また、先行スパン1と2の線のポジションが変わると、相場の流れが変わるため注意しましょう。

例えば、先行スパン1と2のポジションが変わると、上昇または下落トレンドに切り替わります。

先行スパン2

一目均衡表の先行スパン2は、52日間の高値と安値を2で割って、当日を入れた26日先までスライドして書いています。先行スパン1は短期の値動きを表します。

先行スパン2は長期的な相場の方向がわかります。先行スパン2を利用すると、上昇または下落トレンドの継続と転換をチェックできます。

例えば、値上がりしていた価格が先行スパン2まで下落しても、価格が回復すれば「上昇トレンド」が続きます。しかし、先行スパン2を下に抜けると価格が下がる可能性があります。

一目均衡表の雲とは、先行スパン1と先行スパン2に挟まれている部分です

名前のとおり、雲のようなモクモクとした形をしています。

雲の上に価格が推移すると、雲が支持帯(サポートライン)です。サポートラインは「ダムの堤防」のような役割をしています。

しかし、雲の下まで下がれば、雲が抵抗帯(レジスタンスライン)となり、価格が上がらない可能性があります。

雲とローソク足を使った手法

一目均衡表では、雲とローソク足のポジションでトレンドがわかります

例えば、ローソク足よりも雲が上にあれば、価格が上がりやすいです。反対に、ローソク足が雲の下にあれば価格が下がりやすいでしょう。

そして、ローソク足が雲に入ると、トレンドが変わるサインです。ローソク足が雲の下から上に行けば、下落から上昇トレンドとなる可能性が高いです。ローソク足が雲の上から下に突き抜けると、上昇から下落トレンドへ転換します。

三役好転と三役逆転を使った手法

各線や雲の見方・使い方をご紹介してきましたが、より、精度の高いトレードを行うための「三役好転」「三役逆転」を使った手法をご紹介します。

「三役好転」とは、①転換線が基準線の上を行くこと。②ローソク足が雲の上を行くこと③遅行スパンがろうそく足の上をいくこと。この3つの条件が揃った場合のことを指します。

この時、特に「買い」のシグナルが強いと言えます。

一方で、「三役逆転」とは、「三役好転」の真逆の状態を指します。

つまり、①転換線が基準線の下を行くこと。②ローソク足が雲の下を行くこと③遅行スパンがろうそく足の下をいくこと。この3つの条件が揃った場合のことを指します。

この時、特に「売り」のシグナルが強いと言えます。

一目均衡表におすすめのFX口座

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