FXを始めるには資金をFXの口座に入金する(預ける)必要があります。FX口座に入金したお金を「証拠金」と呼びます。
FXは利益を出すことを目的としておりますが、「損失」つまり、あなたの証拠金が減ってしまうリスクもあります。
各FX会社は、一定の損失或いは、証拠金以上の損失を出さないために、既定の証拠金維持率になると「ロスカット」といって、あなたの証拠金を守る仕組みを強制的に発動してしまいます。
そこで「すぐにロスカットされてしまった」や「気が付いたらロスカットされていた」といったことを防ぐために、安心してトレードするにはどれくらいの証拠金維持率が目安なのか?ご紹介します。
■目次
FXの証拠金維持率とは
FXにおける証拠金維持率とは、ポジションに必要な証拠金に対して入金(預けた)純資産額の割合のことです。
なぜ、「証拠金維持率」が重要なのか?それは証拠金維持率によってロスカット(強制損切り)になってしまうからですね。
各FX会社によってロスカットとなる証拠金維持率の基準は様々です。FXの取引をする前にしっかりとロスカットとなる証拠金維持率を確認することを心がけましょう。
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率は簡単な計算で求めることが可能です。
証拠金維持率 = 時価評価総額 ÷ 必要証拠金 × 100
時価評価総額とは口座残高とポジション評価総額の合計金額です。
時価評価総額は常に変動しますし、計算式をいちいち覚えて都度計算することは面倒だし、現実的ではないですよね。
そこで、取引ツール内で簡単に証拠金維持率を確認できるFX口座があるのでご紹介しておきます。
取引ツール内で簡単に証拠金維持率を確認できるFX口座
メイン画面 > 口座照会 > 証拠金維持率
メイン画面 > 照会 > 口座状況 > 証拠金維持率
証拠金維持率の安心目安
安心して取引を行うための証拠金維持率はトレード手法によってことなります。
スキャルピングなど短い時間で取引を行う場合であれば300%~500%、
スイングトレードのように長い間隔で取引を行う場合は800%~1000%あればある程度安心してお取引ができる目安となります。
自分の取引スタイルに合わせて、安心してお取引をするように心がけましょう。