建値決済

建値決済って聞いたことある人が多いと思いますが、建値決済ってそもそも何?建値決済になってしまう原因とは?などわからないことだらけですよね。

実は、FX初心者の方は「建値決済」を知らず知らずのうちに実施する傾向が強いんです。

さて、建値決裁とは何なのか?建値決済は良いのか?悪いのか?等ご紹介させていただきます。

■目次

建値決済とは

建値決済とは、エントリー(ポジション保有)した時点での相場で取引を終了させることを意味します。

例えば、米ドル/円の通貨ペアで107円00銭でエントリー(買い)をして、107円00銭で決済(売り)する場合などです。

ご覧の通り、プラスマイナスゼロで決済する「建値決済」とは狙ってするものではなく、自分の予想と違う値動きがあった場合などに用いられることから、「建値撤退」といった言い方もします。

建値決済の考え方

取引の都度予想を当てて利益を出し続けることが一番の理想ですが、実現はなかなか難しいしいですよね。

FXの中級者以上の方はFXの損益の性質を理解し、コツコツ利益を重ねていく手法をとりますが、FX初心者の方は損切り(損失確定)をしたくないばかりに、建値決済をする傾向が多いようです。

建値決済をしたくなる気持ちはわかりますが、相場上プラスマイナスゼロでも、スプレッド(コスト)は発生しますので、実質マイナスになることをしっかり理解しましょう。

損切りのタイミングについては、プロが教える損切りのタイミングと方法【FXプロ:川合美智子】を参考にしてください。