FXトレール注文とは

FX初心者の方やチャートに張り付いてみていられない人にとって、便利なのが「自動売買」と言われる取引方法ですね。 ご存知の通り、ルールを設定するだけであとは自動的に売買をしてくれる方法です。

自動売買は便利である一方で、最適なルール設定の方法や扱い方が複雑なものが多く、FX初心者には使いこなせていないのが現実です。

そんな中、初心者向けと言われているのが「トレール注文」です。

トレール注文とは何か?トレール注文のメリットデメリットなどご紹介します。

■目次

トレール注文とは

トレール注文とは、相場の値動きに合わせて自動で決済の条件を有利に変動させる逆指値注文の一つです。

トレール注文の仕組み

図のように、トレール注文は、逆指値として設定した値幅を、価格の変動に応じて自動的にトレール(追従)していく損切り注文の1つです。

指定した値幅以上の不利な動きをすれば損切りをしますが、展開によっては利益を伸ばすこともできる便利な注文方法です。

トレール注文のメリット

トレール注文は相場の値動きに合わせて指定の値幅になった時点で自動的に損切り決済が行われる便利な注文方法です。

自動なのでずっと相場に張り付く必要がないので、普段忙しくて副業感覚でFXを始める人に向いている注文方法です。設定条件を最初に決めるので損失を限定させ、利益はある程度最大化させることができます。

トレール注文のデメリット

デメリットは、指定の値幅になり自動決済された後に大きく価格が上昇に転じて利益のチャンスがあっても、対応できないことにあります。

例えば、トレール幅を1円として注文しておいた場合、1円下降した後に3円上昇、という値動きがあったとしても、1円下降した時点で自動的に決済が発動されてしまいます。

このように、設定の値幅が小さいとすぐに決済され、設定する度にすぐに決済されてしまい、なかなか利益を得ることが出来ない可能性もあります。

このように、「トレール注文」は大損を防ぐためには便利なトレール注文ですが、利益をあげていくためにはトレール幅の設定を慎重に選ぶ必要があることを理解しましょう。

トレール注文の方法

トレール注文は、「決済注文/新規注文」「トレール幅の指定」「逆指値注文」を組み合わせて行います。

買いポジションを持っているトレーダーが「〇〇の価格以上になったら売る」と指定する場合のように、有利な値動きを想定して条件を指定する注文を「指値注文」といい、逆に「〇〇の価格以下になったら売る」と、不利な値動きを想定して条件を指定する注文を「逆指値注文」といいます。トレール注文は逆指値注文になります。

トレール注文に最適な幅

トレール注文の幅が狭すぎると細かい値動きに対応できず、すぐに損切りされてしまう可能性が高くなります。一方、広すぎるとトレール注文が発動する前に損失がふくらんでしまい、うまみがありません。トレール注文の幅は、どれくらいに設定しておくのがよいのかご紹介します。

一般的には、トレードの入門書として読まれている「魔術師たちの心理学」を著したバン.K.タープ氏の見解を参考に、1日の値動きの平均を表すATRの3倍程度の値幅を持たせるのが妥当であるとする見解が多く見られます。

また、トレール幅は設定した後に動かすこともできます。上下動は多いけれどもトレンドの発生していないレンジ期間には不慮の損切りを受けないよう広く設定し、はっきりした上昇・下降が続き、利益がほぼ確定した後には狭く設定する、などの調整も有効です。

トレール注文である程度のフォローが可能とはいえ、やはり任せきりにすることはできません。FX取引できちんと利益をあげていくためには、状況に合わせた判断ときめ細かい対応が必要です。

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